生成AI「Stable Diffusion」で「BRAV5」アジア系美人を生成してみよう!

生成AIである「Statble Diffusion」の拡張「BRAV5」をローカルマシン(Ubuntu)で動かす方法を解説します

images/cards/robot-gc5c0b80fa_1280.webp

目次

1. Stable Diffusion とは?

Stable Diffusion は、2022 年に公開されたディープラーニングの text-to-image モデルです。主に、テキスト入力に基づく画像生成に使用されますが、他にもインペインティング、アウトペインティング等にも使用されます。

2. BRAV5 とは?

Beautiful Realistic Asians Version 5の略称で、アジア人女性の画像によってトレーニングされた画像生成モデルです。実写のような女性の写真を生成することができます。

3. 開発環境の確認

  • OS:Ubuntu 20.04
  • Python: 3.10.6
  • CUDA Version: 11.5

4. リポジトリのクローン、スクリプト実行

AUTOMATIC1111 さんの stable-diffusion-webui リポジトリをクローンし、専用のスクリプトを走らせると、必要なパッケージのインストール等が自動的に行われます。

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
cd stable-diffusion-webui
./webui.sh

5. Web UI が立ち上がっているか確認

Web ブラウザに、「localhost:7860」と入力して、以下の Web UI が立ち上がることを確認してください。 プロンプトに「a photograph of a dog eating sushi」と入力して、「Generate」ボタンを押すと、画像が生成されます。

画像生成をしている様子

6. BRAV5 の学習モデルをダウンロードおよび格納

Beautiful Realistic Asians Version 5の「ダウンロード」ボタンより、「safetensors format」のファイルをダウンロードします。そのファイルを、リポジトリ直下の「models/Stable-diffusion」に格納します。

mv beautifulRealistic_brav5.safetensors ./models/Stable-diffusion/

7. Web UI を再起動する

「webui.sh」スクリプトを再実行すると、Web UI が再起動できます。再起動すると、Web UI の「Stabel Diffusion checkpoint」の欄に「beautifulRealistic_brav5.safetensors」が選択できるようになっています。これで、実写のような女性の写真を生成することができます。ぜひ色々試してみてください!

参考

関連記事